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デュエル・マスターズについて語る非公式ファンサイトです。
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『転生プロジェクトX』

最終話 果てしなき明日の中へ


荒廃した世界と、疲れきった者達にとって希望となった魔導機械。生活に使われていた魔導機械はいつしか、戦場へ投入され、兵器として運用された。他よりも優れた魔導機械を、と望む彼らの前に現れた究極の魔導機械達。カタストロフィーと呼ばれる五つの魔導機械はそれぞれの文明に勝利をもたらす為に使用され、その結果暴走した。
五つのカタストロフィーは使用者をも取り込み、意思を持たない破壊のための兵器として動き続けている。多くの者達が命を落とし、多くの都市が滅んだ。その巨大なエネルギーが一点に集まろうとしている。一つでも強大なカタストロフィーが全て集まったら、その時に何が起こるかは想像ができない。
カタストロフィー破壊に向けて、最初に動き出したのは光文明だ。アルファディオスが率いるエンジェル・コマンドの部隊は魔導機械の強制停止能力を持った聖圧の精霊プロシアウスをくわえ、エクスプロード・カタストロフィーの破壊を試みた。
それに続き、闇文明からはドルバロムが動き出し、自然文明、火文明もそれに続いた。水文明からはアストラル・テンペストとその命令によって呼び出されたサイバー・ウイルスが突撃したが、残った多くの者達はこの災害から生き残る方法を考えていた。戦う力を持たない様々な文明のクリーチャーを呼び出し、水文明の頭脳とも言えるアカシックセブンにその遺伝子情報を取り込んでいったのだ。
全ての文明が共通の目的のために力を合わせる。それは突如現れた王と戦った時の状況に似ていた。
アルファディオスが振り下ろす剣の一撃が、ドルバロムが撃ち出す暗黒のエネルギーが、カタストロフィーに向けて放たれる。だが、カタストロフィーはそれでも止まる事はない。
突如、きぃん、という高い音がして空が割れた。空に開いた黒い穴はその場にいた戦士達を吸い込みながら、どんどん大きくなっていく。後に『ユニバース』と呼ばれる時空の裂け目。それが、この災厄のフィナーレだった。守るべき者が、街が、どんどん壊されていく。崩壊を引き起こしたカタストロフィーをも吸い込み、全ては無に帰ろうとしていた。この巨大すぎる悪夢に勝てる戦士はいない。各文明を代表する者達がユニバースに攻撃を加えていたが、それでも災厄が過ぎ去る気配はない。

場所は変わり、火文明のボルシャック渓谷。ヒューマノイド達が、残っている者達がいないか調査をしていたところ、火山が噴火し、その中から巨大な龍が飛び立つのを見た。その蒼い翼を持つ龍の姿はボルメテウス・ホワイト・ドラゴンに酷似していたと言う。超高速で飛び立つその龍の正確な姿は誰も捕らえ切れなかった。

ユニバースは抵抗を続ける者達を破壊しようと試み、五つのカタストロフィーを吐き出した。それを最初に撃破しようとしたのは、アストラル・テンペストだったが、エクスプロード・カタストロフィーに取り付かれたアストラル・テンペストはそれが発する高熱の炎に焼かれて一瞬で蒸発してしまった。ツナミ・カタストロフィーとネオウエーブ・カタストロフィーが発する大波がアルファディオスとドルバロムを海に叩きつける。ヴァルキリアスの炎を、グランドクロス・カタストロフィーが受け止め、プロミネンス・カタストロフィーの放つ炎の槍がヴァルキリアスとビッグ・ナスディーンの肉体を貫いた。
圧倒的な力の差。五つのカタストロフィーが、戦士達に最後の一撃を放つために集まっていく。だが、突然、グランドクロス・カタストロフィーが遠くからの砲撃によって砕け散った。何が起きたのか、と確認する暇もなく飛んできた巨大な蒼い飛行物体によってエクスプロード・カタストロフィーが真っ二つに切り裂かれた。
一体……何が?
空を見上げる戦士達は転生した無敵の龍の姿を見た。ボルメテウス・ホワイト・ドラゴンが生まれ変わったボルメテウス・サファイア・ドラゴン。かつて一瞬にして光文明の一個大隊を消滅させた龍が転生して帰ってきたのだ。
思いがけない援軍に再び、闘志を取り戻す転生クリーチャー達。ボルメテウス・サファイア・ドラゴンの背中から放たれる青い砲撃は瞬く間に五つのカタストロフィーを消滅させた。そして、ボルメテウス・サファイア・ドラゴンを先頭に転生クリーチャーはユニバースに突入していった。

それぞれ安全な場所に避難していたクリーチャー達は語る。蒼い炎が空を包み、それからユニバースは少しずつ小さくなっていった。何かを飲み込む機能も消え、世界の全てが消滅するという最悪の事態にはならなかった。
多くのクリーチャーは言う。ユニバースから世界を救ったのは、一夜にして世界を飛びまわったボルメテウス・サファイア・ドラゴンだと。だが、その姿を確認できた者はいない。その存在は幻だったのか?そんな事はない。
世界を救ったその勇姿は、今も多くの者達の語り草になっている。強き者の姿を心に焼き付けた彼らは、強くたくましく生き続けるだろう。彼らの戦いはここから始まる。生まれ変わる為の戦いはまだ続いていくのだ。

転生プロジェクトX 完

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