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デュエル・マスターズについて語る非公式ファンサイトです。
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デュエル・マスターズ初心者向けを意識した記事を書いています。
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『DM企業戦士 時任俊之助』

第二十一話 決戦~彼の意地~


前回までのあらすじ
時任俊之助(ときとうしゅんのすけ)はデュエル・マスターズの対戦で契約を取ってくるDM企業戦士だ。決勝トーナメントで使うデッキが決まらない百瀬(ももせ)だったが、一ノ瀬(いちのせ)少年の何気ない助言を受け開眼する。また、熊本(くまもと)は詩を好む男、紫村(しむら)を撃破。次のステップに進むのだった。

「《守護聖天ラルバ・ギア》に進化!あなたのブロッカーを全てタップして直接攻撃です!」
決勝トーナメント第一回戦ほぼ全てが終わった。今の試合で雉宮(きじみや)が勝利。時任の知人の中で、決勝トーナメントに進んだ者は百瀬を除き全て勝利していた。
「大丈夫かな、桃太郎の奴。今日は調子が悪そうだったぞ、あいつは」
「桃太郎さんなら、大丈夫ッスよ!」
「そうね。むしろ時任さんが勝ち残ったのが不思議なくらい」
「おいおい、そりゃねーだろ!」
時任、熊本、文美(ふみ)の三人は決勝トーナメントを観戦していた。残る試合は一つ。百瀬の試合である。
入り口からゆっくりと対戦台に向かって行く百瀬と、その対戦相手。本気で戦う者同士がぶつかり合う時、その空気は格闘技の試合にも似た張り詰めた緊張感が混じる。
「自分は、GGアームズの星田五十六(ほしだいそろく)軍曹だ!」
「ほう……GGアームズとは。モデルガンのメーカーか……」
ハリウッドの戦争映画で見るような軍人のような服装をした男を目にしても、百瀬のリアクションは冷静だった。彼は完全に精神統一されている。
「いいか!今から自分のデッキで貴様を教育してやる!この教育を終える頃には、貴様は役立たずのゴミからどんな敵でも抹殺できる冷酷な戦闘マシーンへと成長しているであろう!返事は「サー!イエッサー!」だ!」
「……教育?対戦が終わる頃には、その減らず口を叩けないようにしてやろう」
互いに準備が整い、百瀬の対戦が始まった。

デュエルが始まってから五分も経たない内に全ては終わった。
「直接攻撃だ、軍曹殿」
「バカな……。自分が、何もできずに敗北するとは……!」
結果は、百瀬の圧勝だった。シールドは四枚も残っている。
「軍曹殿、君の姿など最初から私の眼中には入っていない。今の私がもっとも戦いたい男、それはただ一人……」
百瀬の鋭い視線が観客席にいた時任の姿を捉える。
「そこから降りて来い、時任俊之助!決勝まで待つ事はない。今ここで、事実上の決勝戦をしてどちらが上か決めようではないか!」
挑発的な百瀬の言葉。だが、その裏にある自信と彼の熱い想いを時任は確かに感じた。
「いいぜ、百瀬。事実上の決勝戦、受けて立つ!」
「先輩!トーナメントは今の試合で終わりッスよ!次の試合からは別の日にやるんだから、勝手な事をしては駄目ッスよ!」
「そうですよ、時任さん。それに事実上の決勝戦ってのが気に入りません。時任さんは私に負けるから決勝まで行けません!」
「ちょっと待てよ!俺が文美ちゃんに負けるなんて勝手に決めるなって!俺、最近強くなってるんだから、文美ちゃんにも勝てるかもしれないだろ!」
「勝てたとしても、勝手に試合をするのはいけないッスよ!」
「熊本君!「勝てたとしても」って何よ!まるで、私が時任さんに負けるみたいな言い方じゃない!」
時任達三人が言い争っている姿が、大型モニターに映る。漫才のようなやり取りに会場は爆笑しているのだが、彼らは自分達が笑われている事に気付いていない。
「試合を許可しよう」
その笑い声を静止させるかのように、スピーカーから低い声が会場内に響く。金井社長の声だった。
「フリーデュエルの一つとして、百瀬君と時任君の試合を許可する。ただし、これは非公式の対戦だ。どちらが勝ってもこの大会で優遇されるわけではない。だが、二人ともがんばって戦いなさい」
「金井社長、感謝します」
主催者側の席にいる金井社長に礼をした百瀬は、再び、時任を見る。時任は強い意志を宿した鋭い視線を受け止めた。
「いいぜ、百瀬。子供達相手のフリーデュエルも楽しいけれど、それだけじゃ味わえない大舞台のデュエルも最高だ。お前とそんな緊張感バリバリのデュエルができるなら、俺は文句など言わない。言うわけがない!」
突如決まった二人の対戦。二人が作った最強のデッキが巨大な舞台でぶつかり合う。時任を倒す為に百瀬がしてきた努力は実るのか?

次回に続く(星田五十六、負けるのが早すぎだ)

次回予告
みなさん、こんばんは。雉宮真です。時任さんに挑戦するとは……リーダーの執念は本物ですね。いつの時代もできる男はライバルの存在があって成長するものですが、リーダーもそういったタイプのようです。ですが、リーダー。時任さんも努力をしているはず。彼に勝つにはそれ以上の努力が必要ですよ。次回『決戦~打ち破る者と破られた者~』迫り来る脅威、立ち上がれ《ファルマハート》!

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