◆福袋デッキとは?◆
ネギ博士「簡単に言ってしまうと
ハンドメイドの構築済みデッキである。
基本的に使っていない余っているカードで構築するようになっている。最初は戦略について書いた解説書のおまけみたいな存在だったんだよね。食玩のおまけがおもちゃでお菓子がメインみたいなもんで」
わん太ちゃん「わんわん(訳:そんな福袋デッキもどんどん数が増えてきたよね。今では、初心者の子にあげる構築済みデッキみたいになっているよね)」
ネギ博士「そうだね。今ではできるだけ「使いやすい」「強い」「格好いい」を満たせるようにがんばっているよ」
◆福袋デッキの作り方(ほぼ全部共通)◆
ネギ博士「デッキの作り方にある程度共通のやり方があるように、福袋デッキにも共通の作り方の公式のようなものがある。適当に組んでいるように見えるが、細かいところでネギ博士的な気配りを見せているのだ」
1:手持ちの使っていない強いカードや子供受けしそうなカードを見る。
1と2は前後する事が多い。
ネギ博士「普通のデッキの作り方と同じように、キーカードを決めるか、デッキのパターンを決めるのだ。最初にどういう風にするのか決めるのは基本!」
わん太ちゃん「わんわん(訳:安価にするって事と、博士の趣味からビートダウンになる事が多いんだよね)」
ネギ博士「コントロールよりはビートダウンの方が使いやすいっていうのもある。でもビートダウンになる理由の6割は趣味だね」
3:1と2の情報を元にデッキを仮組みする
わん太ちゃん「わんわん(訳:もうデッキを仮組みしちゃうの?)」
ネギ博士「しちゃうの。この時、2~3つのデッキを作っておく。入れる文明の数の違いとか、ちょっとしたバリエーションの違いとかね」
4:場合によっては過去の福袋デッキの没ネタを再利用して仮組みする。
ネギ博士「どうしてもいいのが思いつかねー!って時はあるもので、こういう時は過去の没ネタをちょこっと調整して再利用する。そうすると、意外とうまく行く事が多い」
5:vaultさんでスパーリングして調整しまくる。
ネギ博士「ここまでやっていくつか組んだらスパーリングである。調整は自分の気が済むまでやる。納得できないものは福袋デッキの名をつけて世の中には出さないのだ!
新弾のカードが出たら入れるようにしている。組みこめるかどうかは時間との戦いだ。出来る事なら組み込みたい」
6:どうしても必要なカードがあって、安価で入手できる場合は買う。
安価で入手できない場合、他のカードで代用するか没にする。
わん太ちゃん「わんわん(訳:必要なカードが足りない時もあるの?)」
ネギ博士「あるのよ。フィニッシャーだったり、基本カードだったり。基本的なカードだったら代用は難しいね。
どうしても組めそうにない場合、デッキレシピを没にして封印する。また、別の機会で福袋デッキとして組むかもしれないから、レシピは保存しておくべきだ」
7:デッキレシピが完成する。
ネギ博士「あれこれやって調整を繰り返してデッキレシピが完成するぞ」
8:レシピを元に解説書を書いて印刷する。
ネギ博士「レシピを決めたら解説書を書かなければならない。解説書はレシピの内容や、重要なカード、主な使い方などを書く。長くなりすぎると書くのも読むのも困るのでA4で2枚程度になるようにしているぞ」
9:レシピを元に実際のカードを集めてデッキを組む。
ネギ博士「これは8と前後する事もある。実際にデッキを組む時、カードのイラストは同じものにするようにしている。例えば、『ゴッド・キングダム』の《フェアリー・ライフ》と32弾の《フェアリー・ライフ》を混ぜて使うような事は避ける」
わん太ちゃん「わんわん(訳:どうして?意味があるの?)」
ネギ博士「同じイラストにしておかないと、何かあった時に手札がバレる危険性があるからね。しかし、面倒くさいので右下のマークやフレーバーまでは統一していない事が多い」
10:デッキをスリーブに入れる。その後、デッキケースに入れる。
ネギ博士「ここまで来たらほとんど完成と言ってもいい。スリーブは色つきの無地のものを選んでいる。デッキケースはその時に作る福袋デッキの数に応じて変えている。過去に10個以上組んだ時があったが、その時は、100円均一のタッパーだった。最近では、ダイソーのデッキケース(2個で100円)だ」
わん太ちゃん「わんわん(訳:100円均一のタッパーは丁度いい大きさだから重宝するよね。でも、サイキック・クリーチャーまでは入らないかも)」
ネギ博士「デッキケースはいらないじゃないかとか言われそうだが、スリーブに入れたカードはデッキ単体では持ちにくい!私の手は大きいがスリーブに入れたまま渡されたら手が滑ってバラバラになってしまう!それを避けるためにもケースは必須だ!」
11:デッキ、デッキケース、解説書が揃ったら、袋に入れてラッピング
ネギ博士「全部が揃ったら、それらを全てラッピング用の袋に入れてラッピングだ。包装紙に包むパターンは面倒くさいというか時間がかかるので、袋に入れるパターンにしている。こっちの方が安価だったりする。ラッピングに使う袋もどういうものだったら受けるかよく考えて選ぶ(100円均一だけど)」
わん太ちゃん「わんわん(訳:100円均一大活躍だね)」
ネギ博士「この時、どれに何が入っているか袋とリボンのパターンで判るようにしている。どれに何が入っているかメモしているのだ」
12:渡す
ネギ博士「後は、イベントなどで渡すだけ。喜んでもらおう!」
◆福袋デッキの作り方(第3回ネギ博士杯編)◆
ネギ博士「ここからは、第3回ネギ博士杯でプレゼントした『ジョンジョ・ジョンの奇妙な冒険』(レシピは
こちら)と『暴力天国』(レシピは
こちら)をどうやって作ったのか解説しよう。上の解説と照らし合わせて読むといいかも」
『ジョンジョ・ジョンの奇妙な冒険』の場合
1:過去の福袋デッキの没ネタや過去のデッキのデータを元に仮組み。
ネギ博士「このデッキは過去の没ネタを再利用したデッキなのだ。最初からペンチビートで組もうと考えていた。
この時、火自然の二色と火闇自然の三色を候補にしていたぞ。まだ、超次元を入れるつもりはなかった」
2:調整しまくる
ネギ博士「何度か調整した結果、この段階で火と自然の二色に絞り込んだぞ。
何回かの調整の末、超次元ゾーンから自然とか闇とかのサイキックが出たら面白いし覚醒しやすいと考え(当時、36弾環境で調整していた)《エイプリル》と《カイマン》を入れる事に決定。《マイキーのペンチ》でスピードアタッカーにできるし、ほとんどの超次元呪文で出せるし」
3:37弾が出て最終調整
ネギ博士「37弾が出て《ジョン》と《アンタッチャブル》の正式な裁定が出てからこれらを入れる事に。どうしても、《バグナボーン》が必要だという事に気付き、安価だから買った。3枚300円なり」
わん太ちゃん「わんわん!(訳:安かったんだね!)」
4:デッキ名を考える
ネギ博士「デッキ名を考えるのが一番大変だった。中二病っぽいのからネタっぽいのまで色々。その結果、《マイキーのペンチ》が全く関係ない名前になってしまったのである」
5:デッキレシピが完成してラッピングなどをする
ネギ博士「全ての項目を終えてラッピングである。これで完成だ!」
『暴力天国』の場合
1:手元に綺麗な《バイオレンス・サンダー》が2枚あるのを見つける。
ネギ博士「こっちは手元の余っている強いカードや子供受けしそうなカードを探す事から始めた。効果が派手だし、ドラゴンで格好いいという単純な理由でこれをメインにする事に決める」
2:過去に自分が作ったレシピを元に調整
ネギ博士「過去に《バイオレンス・サンダー》を使ったデッキレシピを作っていた(
これ)ので、これをベースに改良する事に決まった」
3:調子に乗って組んでいたら高額になりすぎたので、デチューンする
わん太ちゃん「わんわん!(訳:どういう事なの!?)」
ネギ博士「簡単に言うと、《HELL》と《母なる聖域》を1枚抜いた。《母なる聖域》は……私が使いたかったのだ……!そんなに持っていないから許しておくれ……!」
4:デッキレシピ完成して色々する
ネギ博士「そんなこんなでデッキレシピが完成し、実際に組んだりスリーブに入れたりデッキケースに入れたりラッピングしたりする。スリーブに入れたりラッピングしたりは2個同時にやるよ」
◆おわりに◆
ネギ博士「かなりアバウトに書いたけれど、これがいつもやっている福袋デッキの作り方である。これを読めばあなたも福袋デッキ職人だ!」
わん太ちゃん「わんわん(訳:こういうのを書くと、福袋デッキを作るのを引退するみたいだね)」
ネギ博士「ぶっちゃけ、もう福袋デッキを作るのを引退してもいいんでないかい、とは思っている。福袋デッキ作ったのってもう20個越えてるでしょ?下手すると30行ってるかもしれんし。
それでも作ってしまうのは、若いプレイヤーに喜んでもらいたいってのが大きいのだよね。
福袋デッキを作っている側として、これだけは守ってもらいたいってのが実は一つだけある。それは、一度でいいから改造しない状態で福袋デッキを使ってみて欲しいって事。結果的にパーツ取りにされてしまっても仕方がないとは思うが、福袋デッキの持つ力を体験して欲しいって思うんだよね」